TicketSubmitPolicyPlugin

TicketSubmitPolicyPluginってなに?

チケットの分類の条件により、余分な項目を非表示にしたり必須項目の入力チェックを行うプラグインです。チケットの分類毎に入力項目を変えたり、入力必須項目のチェックを行えるようにすることができます。

インストール

TracLightningのコンソールを開き、下記の手順でインストール。

> svn co http://svn.sourceforge.jp/svnroot/shibuya-trac/plugins/ticketsubmitpolicy/trunk
> cd trunk
> python setup.py install 
trac.iniのcomponentsセクションにプラグインの設定を追加し、プラグインを有効にする。
[components]
...
ticketsubmitpolicy.policies.ticketexcludes = enabled
ticketsubmitpolicy.policies.ticketrequires = enabled
ticketsubmitpolicy.ticketsubmitpolicy.ticketsubmitpolicyplugin = enabled
...

decoratorプラグインを利用している場合は、ext_decorationを無効にしておく(※TracLightningではデフォルト有効)。

admin_decorator.PNG
decoratorプラグイン無効画面

Tracを再起動する。

設定方法

管理画面の「チケットシステム」->「サブミットポリシー」からポリシーを定義し、チケットの条件や非表示項目、必須項目の設定を行います。

ticketpolicy_menu.PNG
管理画面のメニュー
ticketpolicy_admin.PNG
管理画面

使い方

チケット作成時に、必須項目が入力されていないとピンク色で表示されます。また、その条件で入力できないチケットのフィールドは非表示になります。

newticket.PNG
チケット作成画面

ポリシーについて

ポリシーの条件は下記の通りの意味をもちます。

条件説明
is値に等しい
is not値に等しくない
is in値を含む
is not in値を含まない

is inとis not inは、「タスク,課題」のようにカンマで区切って複数のフィールドを入力します。

特殊フィールド(ユーザ/グループ)

ログインユーザ、担当者、報告者は、ユーザ名とグループを指定することができます。そのユーザが所属するグループは1階層目のグループのみ指定することができます。例えば、okamototkがadminグループに所属し、adminグループはdeveloperグループに所属するような設定を行っている場合、okamototkは、adminもしくはokamototkにマッチします。関節的に定義されているdeveloperグループにはマッチしません。