Mozilla、「Firefox 3.0.1」をリリース

 Mozilla Foundationは7月16日(米国時間)、「Firefox 3.0.1」をリリースした。最新のWebブラウザ「Firefox 3.0」の最初のアップデートとなり、3件の脆弱性を修正した。バージョン3.0ユーザーは、48時間以内に自動でアップデートされる。

 6月中旬に発表した最新版3.0の最初のアップデートとなる。3.0.1では、1)CSS参照カウンタのオーバーフローによる遠隔からのコード実行、2)Firefoxが起動していないときにコマンドラインURLにより複数のタブが開かれる問題、3)Mac OS Xでの悪意あるGIFファイルによるクラッシュ、の3点が修正された。この3つの脆弱性は、セキュリティアドバイザリでは「最高」となっていた。3.0.1ではこのほか、安定性に関する問題も修正されているという。

 3.0を利用するユーザーは自動でアップデートされるが、ヘルプメニューを利用したマニュアルによるインストールも可能。

 Mozillaは15日、前バージョンのアップデートとして「Firefox 2.0.0.16」もリリースしている。セキュリティと安定性に関する問題が修正されたという。Mozillaが2.0系のセキュリティアップデートを継続するのは今年12月中旬までで、3.0系へのアップグレードを奨励している。

Mozilla Foundation
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