[JM:00491] Re: [POST:DO] bash bash.1

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Masakazu Takahashi emasa****@gmail*****
2011年 11月 3日 (木) 22:14:59 JST


2011/11/1 長南洋一 <cyoic****@maple*****>:
> 長南です。ちょっと時間があきましたが ...

レビューありがとうございます。以下のとおり修正しました。

https://github.com/emasaka/bash-jman/commit/02487833302409aede990b6cab46cc41c8f87e32


>>>> .B HISTIGNORE
>>>> .\"O A colon-separated list of patterns used to decide which command lines
>>>> .\"O should be saved on the history list.  Each pattern is anchored at the
>>>> .\"O beginning of the line and must match the complete line (no implicit
>>>> .\"O `\fB*\fP' is appended).  Each pattern is tested against the line
>>>> .\"O after the checks specified by
>>>> .\"O .SM
>>>> .\"O .B HISTCONTROL
>>>> .\"O are applied.
>
>>>> とはありません)。各パターンの評価は
>>>> .B HISTCONTROL
>>>> で指定したチェックが行われた後の行に対して実行されます。
>
>>> 「各パターンの評価は HISTCONTROL で指定したチェックが行われた後の行に
>>> 対して実行されます」は正しいのですが、ちょっともたついている気がします。
>>> 「各パターンの評価は ... チェックが行われた後で実行されます」と
>>> 「行に対して」を取ってしまってもよいのではないでしょうか。あるいは、
>>> 「行に対する各パターンの評価は ... 後で実行されます」と「行に対する」
>>> の位置を変えてもよさそうです。
>
> これはどうなさいましたか。まあ、今のままでもわからないことは
> ありませんけれど。

後者のとおり変更しました。


>>>> .B LC_ALL
>>>> .\"O This variable overrides the value of
>>>> .\"O .SM
>>>> .\"O .B LANG
>>>> .\"O and any other
>>>> .\"O \fBLC_\fP variable specifying a locale category.
>>>> この変数はロケールのカテゴリを指定する \fBLC_\fP 変数と
>>>> .B LANG
>>>> の値を全て上書きします。
>>>
>>> LC_ALL を設定しても、変数 LANG や LC_MESSAGES の値が上書きされる
>>> わけではないので、override は「優先する、優越する」の方がよさそうです。
>>>
>>>  この変数の値は、LANG (の値) はもとより (あるいは、LANG の値を始め)、
>>>  ロケールカテゴリを指定するほかのいかなる LC_ 変数の値よりも
>>>  優先されます (優越します)。
>>
>> いただいた案を元に「この変数はロケールのカテゴリを指定する LC_ 変数と
>> LANG の値に優先します」と変更しました。
>
> 一般的に言って、any other のような単語は、できるだけ訳出した方が
> よいと思います。そうしないと、原文と訳文の意味がずれることが
> あります。もっとも、訳出しない方が日本語として自然な場合もありますし、
> 片方だけ訳出すればすむ場合もあるので、単純ではありません。

「すべての」を追加しました。

    この変数はロケールカテゴリを指定する LC_ 変数と
    LANG のすべての値に優先します。


> ここの場合、前の訳をなさった方は、other は省略できるが、any は
> 訳出するべきだと、たぶん考えられたのでしょう。わたしは両方あった
> 方がよいという説です。LC_ALL もロケールカテゴリを指定する変数
> ですから (事実上すべてのロケールカテゴリを指定する変数)。
>
> それから、ここだけ「ロケールカテゴリ」ではなく、「ロケールのカテゴリ」
> になっていますが、意図的なものですか。

「ロケールカテゴリ」に変更しました。


>>>> .\"O accessed is selected.  The
>>>> .\"O .I name
>>>> .\"O of a stopped job, in this context, is the command line used to
>>>> .\"O start it.
>>>
>>>> ここでの
>>>> .I 名前
>>>> とは、コマンドを起動する際に使ったコマンドラインのことです。
>>>
>>> of a stopped job の訳が抜けています。省略しない方がよさそうです。
>>
>> 「ここでの名前」を「停止中のジョブの名前」に変更しました。
>
> こうなさったのですね。
>
>  入力された文字列で始まるジョブが複数ある場合には、
>  最後にアクセスされたものが選ばれます。
>  停止中のジョブの
>  .I 名前
>  とは、コマンドを起動する際に使ったコマンドラインのことです。
>
> in this context は、やはり省略しない方がよいと思います。
>
> 「何々とは」という表現は、原則として、すでに登場した (あるいは、読者
> にとって常識的に既知の) 「何々」について、それを説明する表現です。
> この項目の場合、「停止中のジョブの名前 (the name of a stopped job)」
> という言葉は、この文の前に出てきません (「停止中のジョブ」という言葉は
> 存在しますが)。そのため、「停止中のジョブの名前とは」と言われても、
> 唐突な感じがするわけです。原文が in this context (ここの文脈では、
> この文中では) と説明をつけているのは、それゆえだと思います。
>
> 「停止しているジョブの名前 (the name of a stopped job)」という言葉は、
> この文より後で使われていますから、「以下で言う停止中のジョブの名前
> とは」などがよいかもしれません。「以下で停止中のジョブの名前と
> いうのは」もありそうです。「ここで言う停止中のジョブの名前とは」でも
> 通じるかもしれません。
>
> 前後の文のつながりを考えなければなりませんから、どういう言い方が
> 一番よいのか難しいところですが。

以下の文面で変更しました。

    このとき、コマンドを起動するときに使ったコマンドラインを停止中のジョ
    ブの名前として指定します。


> # 「以下の説明で使う「停止中のジョブの名前」というのは」というふうに、
> # 「停止中のジョブの名前」をカッコでくくる手もあります。その場合、
> # 「名前」の前の .I は要らないのではないかと思います。
>
> # the name of a stopped job (a stopped job's name) が何回か出てきますが、
> # 「停止しているジョブの名前」「停止中のジョブの名前」、どちらかに
> # 統一した方がよいのではないでしょうか。

「停止中のジョブ」に統一しました。

-- 
Masakazu Takahashi (emasaka)




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