[JM:01029] Re: [POST:DO] at atd.8

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長南洋一 cyoic****@maple*****
2014年 8月 5日 (火) 22:20:53 JST


長南です。

> .\"O .SH WARNING
> .\"O .B atd
> .\"O won't work if its spool directory is mounted via NFS even if
> .\"O .I no_root_squash
> .\"O is set
> .SH 警告
> .B atd
> は、たとえ
> .I no_root_squash
> を設定したとしてもNFSにマウントしたspoolディレクトリでは動かないだろう。

「spool ディレクトリでは」が、ちょっと曖昧な気がします。「NFS マウント
したディレクトリを、スプールディレクトリとして使ったのでは」とも、
「NFS マウントしたディレクトリで実行しても (そんなことは、ありえない
でしょうが」とも、読めてしまいますから。

  スプールディレクトリが NFS 経由でマウントされている場合は、たとえ
  no_root_squash を設定していても、atd は (うまく) 動作しないだろう。

ぐらいではないでしょうか。

atrun も含めて、ほかは結構だと思います。

ただ、これは翻訳ではなく、原文の問題ですが、-s オプションの説明が
よくわかりませんでした。atd というのは、デーモンなんでしょう。
それなのに "Process the at/batch queue only once." というのが
わからなかったのです。そこで、Web で調べてみたら、Linux jounal の
「Linux Job Scheduling」という記事に、こんなくだりがありました。

  Old versions of Linux used a program called “atrun”, which was 
  run in root's crontab once a minute to execute at requests. 

atd -s (あるいは、現在の atrun) というのは、デーモンを、一回かぎり
実行される普通のコマンドのように使う方法なんですか (昔の atrun を 
cron で実行していたのは、たぶん当時の atrun がデーモンではなかったから)。
原文にもうすこし親切な説明があれば、と思いました。

-- 
長南洋一




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