[JM:01870] Re: [POST: DP] util-linux lsblk.8

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長南洋一 cyoic****@maple*****
2020年 9月 23日 (水) 11:27:38 JST


長南です。

前のメールにも書いたことですが、以下の三ヶ所が相変わらず分かりません。

○ --sysroot directory:

   ... The real device nodes in the target directory can be replaced
   by text files with udev attributes.

   ... 対象となるディレクトリ中の実デバイスノードは、udev  属性を持ったテキストファイル
   で置き換えることができる。

     上のように訳しましたが、実は、原文が何を言っているのか、今だにまったく
     分かっていません。お分かりになる方はいらっしゃらないでしょうか。
 
     udev attributes というのは何なんでしょう。事実上、/dev/disk/by-* 以下の
     リンク名のことなんでしょうか (別に言い方をすれば、デバイスの UUID や LABEL の値)。
     text files with udev attributes というのは、どういうものなんでしょう。
     その text files で、The real device nodes を置き換える (代わりに使う)
     というのは、具体的にどうすることなんでしょうか。

○ --exclude と --include:

   ... The  filter  is applied to the top-level devices only.
   This may be confusing for --list output format where hierarchy
   of the devices is not obvious.

   ... このフィルターが適用されるのは、トップレベルのデバイスだけである。
   そのため、デバイスの階層関係を明示しない --list の出力形式では、わかりにくい
   かもしれない。

     --exclude と --include の両方にある文ですが、なぜ confusing なのか、
     やっぱりわかりません。--list を付けようと付けまいと、メージャー番号を
     指定したディスクとそのパーティションが除外 (または、それのみ表示) される
     わけで、confusing なところなんて、どこにもないじゃありませか。

     今思いついたのですが、「デフォルトの出力では、階層構造がはっきり現れて
     いるので、メージャー番号、すなわちディスクを指定すると、パーティションまで
     表示されなくなるのがすんなり納得できる。しかし、--list の出力形式では、
     デバイスの階層関係が明示されないので、メージャー番号の指定でパーティションまで
     表示されなくなるのが、変に感じられるかもしれない」ということなんでしょうか。
     それなら、confusing をもうちょっと詳しく補足説明したら、分かりやすくなる
     のではないか。

   ... このフィルターは、もっぱらトップレベルのデバイスに対して適用される。
   そのため、デバイスの階層関係をはっきり示さない --list の出力形式では、
   パーティションまで表示されなくなることに戸惑うかもしれない。

     いや、こうか。フィルターを apply するのは、lsblk というより、
     ユーザーだと取って (ちょっと無理気味かもしれないけれど) ...

   ... このフィルターの適用対象に指定するのは、トップレベルのデバイスだけである。
   そのため、デバイスの階層関係をはっきり示さない --list の出力形式では、
   パーティションまで表示されなくなることに (パーティションまで表示されるように
   なることに) 戸惑うかもしれない。

○ それから、ホルダーデバイス (holder devices) というのも、今もって分かりません。
   ご存じの方はいらっしゃいませんか。

最初の文は、バージョン 2.34 には存在しないので、lsblk は 2.35.2 ではなく、
2.34 の man で済ませてしまおうかとも思っています。二番目と三番目は、2.34 でも
同文なんですが。

-- 
長南洋一



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