[JM:02072] Re: manpages 翻訳環境の構築エラー

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Akihiro Motoki amoto****@gmail*****
2021年 3月 8日 (月) 08:48:28 JST


On Tue, Mar 2, 2021 at 8:36 AM 長南洋一 <cyoic****@maple*****> wrote:
>
> 長南です。
>
> 私の文章が混乱していたようです。
>
> > ざっくり分けると以下の2点ですよね。
> > (1) po4a を使うか、roff を直接翻訳する方法に戻すか。
>
> LDP man pages の管理方法が私には難しすぎると言っているだけで、
> po4a を使うことには反対していません。po4a そのものについて言うと、
> むしろ、私自身、もう改訂時に diff で変更箇所をチェックして、
> というやり方に戻ることは出来ません。改訂することを考えると、
> 私にとって po4a は必須です。また、後を引き継ぐ人にとっても、
> po4a で原稿を作っておいたほうが、引き継ぎが楽になると思います。
> もちろん、po4a を使いたくないという方がいらっしゃれば、そういう行き方も
> 尊重します。そのへんは、翻訳する人が好みの方法を使えば良いことだと思います。
>
> 話を LDP man pages の管理方法に戻すなら、元木さんが作ってくださった方法を
> 理解して、使いこなせる方が、引き継いてくださるなら、それはそれでよいと思います。
> 私としては、"make it simple" にしたいですけれど。

では、基本的には po4a を使う方向であっているみたいですね。

ただ、どうすれば "make it simple" になるのかが、なかなか想像できません。
アイデアがあれば提案してもらえると助かります。

私も最初は少し複雑だなと思いましたが、何度かバージョンの更新作業をやっていると、
結局どれも必要で、手順を忘れないように Makefile になっています。

今度は個々のコマンドラインが見えにくくなるので、わかりにくいという話になるんだと思います。
これの説明をドキュメントも含めて求められると、対応した人ばかりやることが多くなる
悪循環に陥ります。
正直に言うと、日本語マニュアルを直接読む機会が減ったのが最大の理由ですが、
この辺を孤軍奮闘するのに疲れたというのも、私が活動から撤退した理由の一つです。

> > (2) gitsubmodule を使っているので管理方法が git に詳しくない人にはわかりにくい。
> > なんとかしてくれ。
>
> JM 側から submodule 内の更新ができるのか、知りたいだけです
> (できるのなら、その手順も)。git-submodule の man を読んだ限りでは、
> 出来ないようですが、実際には、特別に意識することなく、できるのなら、
> これも問題ありません。できないなら、submodule から別のやり方に
> 変更していただかなければなりませんが。
>
> それから、LDP man pages の翻訳に英語混じりのものが入ることには、
> 反対しません。できるだけ最新を追う必要があるものでは、仕方がないことだと
> 思います。ls や cp のような基本コマンドの場合は、賛成できませんけれど。

submodule の考え方が、別の repository の特定のコミットを自分のツリーに組み込む、
というものです。submodule 側でもコミットがどんどん行われて、
区切りのいいタイミングで、親の方に取り込むというコンセプト。
なので、手間が少し余計にかかってしまいます。
具体的な手順は以下の<参考>を見てください。

submodule の内容をメインの方に戻しましょうか?
submodule にした理由は以前のメールで書いたと思いますが、
JM のメインレポジトリーに merge back しても大きな差分はないと思います。
個人的にはどちらでもいいですが、 submodule の面倒を見る手間が、
JM のメインレポジトリーへの merge back で解消するなら、ハッピーです。
この方向でよければ、やっておきます。

では。

<参考>
submodule の更新は、具体的にはこんな感じです。
この例では、LDP man-pages の方は 1 コミットですが、何コミットしても OK

 $ cd manual/LDP_man-pages
 ↓ ここから LDP_man-pages repository に対する操作
 $ git checkout master
 編集いろいろ
 $ git add (-u) ...
 $ git commit
 $ git push
 ↓ ここから JM のメインに戻っての操作
 $ cd ..
 $ git status
  ..
   modified:   LDP_man-pages (modified content)

 取り込む変更が上記でよければ
 $ git add -u
 $ git commit
 $ git push

>
>
> マニュアルの翻訳というのは、むくわれないものです。元木さんが LDP man
> pages の全訳を完成させたとき、日本の Linux 界に対するたいへんな貢献ですから、
> Linux の世界で話題になるのではないかと思いました。その年の貢献者を表彰
> する賞があるのならば、受賞するのではないかと。ところが、ほとんど何の反響も
> なかったようでした (それとも、私が知らないだけで、あったのですか)。日本の
> Linux 界は、大事なことがまるでわからなくなってしまったんだなと思ったものです。
>
> --
> 長南洋一
>
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