SHIMODA Hiroshi
shimo****@good-*****
2004年 11月 16日 (火) 10:17:58 JST
下田です。 無駄に長文申し訳ありませんが、「ユーザ」としての意見を。 > あれからちょっと実装を考えてみたんですが、「uim-im-swでエンジン > を指定したときはそのエンジンをon」という動作の方が実現が面倒です。 > > また、uimとして標準的に提供する機能はなるべく場当たり的なものを > 避けて汎用的で自然な設計にしたいと考えています。なので、 > 「uim-im-swでエンジンを指定したときはそのエンジンをon」と「元の > 入力モードを憶えておく」という2つの機能は全く異なるものとして扱 > われます。 > > 純粋にユーザとしてはどちらの機能をより良いと思いますか? 「純粋にユーザとして」というのがどのレベルのユーザを 想定しての話かにもよると思いますが、とりあえず、 「Windowsしか使ったことがなく、OSやアプリケーションの 内部的な(目に見えない)動作には詳しくない、 アプリケーションはカスタマイズせずそのまま使う」という風な 意味での「ユーザ」と考えて、私の意見を述べさせていただきます。 その純粋なユーザの私としては、「元の入力モードを憶えておく」のが、 使う上で戸惑いを憶えることのないという意味で「良い」機能だと思います。 なぜなら、私はuimと個々の変換エンジンとがどのような関係で 仕事をしているのかまったく把握しておらず、ただ画面上に表れる uimツールバーでしか、その存在を認識しておりません。 つまり、表面的な部分しか見ていない私にとっては、 「日本語入力担当の主役=uimツールバーらしい」という認識が、 幸か不幸か、できあがっています。 そして、そのuimツールバー上で一旦「IMをONにした」のであれば、 uimツールバーの「IMがONである」という状態は当然、変換エンジンを 切り替えたとしてもONのままであるはずだと推測します。 まさか「日本語入力の主役であるuimツールバー」が「下請けの 変換エンジン」の状態に左右されるはずが無い……という 認識ですね。 「元の入力モードを憶えておく」という表現は、このような 解釈のもとに出てくる言葉だと思います。 そして、この解釈に基づくなら、「元の入力モードを憶えておく」のは 必須の機能であると言えます。 個々の変換エンジンが全く別々に起動・終了されるべきもので、 uimツールバーは単にそのステータスを表示するに過ぎず、 主役はあくまで個々の変換エンジンなのだということなのでしたら、 前述のような私の認識は完全に誤っています。 「uim-im-swでエンジンを指定したときはそのエンジンをon」という 表現は、こちらの解釈に基づいて出てくる言葉だと思います。 こちらの解釈では、「エンジンを切り替えた時にはそのエンジンをON」は 不要あるいはデフォルトでOFFになっているべき機能だと言えます。 こちらの解釈の方が正しく、また、前述の用な誤解は望ましくないという ことでしたら、誤解を防ぐためにも、変換エンジンを切り替えた際には uimツールバー上の表示をもっと大きく変えるべきであると思います。 例えば、WindowsにおいてのATOKツールバーとMicrosoft IMEツールバーの ように。 -- SHIMODA Hiroshi<shimo****@good-*****>