チケット #25395

Windows 2008 Server でのTrac Lightningのイベントログ設定について

登録: 2011-06-06 22:14 最終更新: 2011-06-17 01:37

報告者:
担当者:
(未割り当て)
チケットの種類:
状況:
完了
コンポーネント:
マイルストーン:
(未割り当て)
優先度:
5 - 中
重要度:
5 - 中
解決法:
なし
ファイル:
なし

詳細

Windows 2008 Server R2、Windows 2008 Server SP2(32bit)でTrac Lightning 3.1.1をインストールして、2.xのプロジェクトをアップグレートしようとしたところ、 以下のメッセージが出力されました。

d:\TracLight\bin>trac-admin.bat d:\TracLight\projects\trac\プロジェクト名 upgrade

d:\TracLight\bin>python.exe "D:\TracLight\python\Scripts\trac-admin-script.py" d:\TracLight\projects\trac\プロジェクト名 upgrade
The Python Win32 extensions for NT (service, event logging) appear not to be available.
Upgrade done.

You may want to upgrade the Trac documentation now by running:

  trac-admin d:\TracLight\projects\trac\プロジェクト名 wiki upgrade

d:\TracLight\bin>
イベントビューアーを確認したところ、以下のエラーが記録されていました。

"D:\TracLight\python\lib\site-packages\win32\win32api.pyd" のアクティブ化コンテキストの生成に失敗しました。
従属アセンブリ Microsoft.VC90.CRT,processorArchitecture="x86",publicKeyToken="1fc8b3b9a1e18e3b",type="win32",
version="9.0.21022.8" が見つかりませんでした。 詳細な診断を行うには sxstrace.exe を実行してください

一応、動作していますので大きな問題はないように見えます。

ただ、メッセージにあるようにTrac Lightningにログインしてから管理メニューでログの書き込み先をWindowsのイベントログに設定しても、
イベントログが書き込まれてないようです。新規プロジェクトについては確認し忘れたので、確認しておきます。

Windowsのイベントログを監視したいのですが、この問題の回避方法はありますでしょうか?
(※監視したいのは、DBがロックすることが時々あるので、ログが出力されたらTrac Lightningのサービスを自動再起動したい)

よろしくお願いいたします。

チケットの履歴 (5 件中 3 件表示)

2011-06-06 22:14 更新者: ponmiki
  • 新しいチケット "Windows 2008 Server でのTrac Lightningのイベントログ設定について" が作成されました
2011-06-14 18:18 更新者: jun66j5
コメント

ご報告ありがとうございます。Windows XP で同じ現象を再現できました。

回避方法なのですが Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86) で VC++9 ランタイムをインストールしてサービスを再起動させてください。こちらの環境ではこれでNTイベントログが出力されるようになりました。

Trac Lightning インストーラでは VC++9 ランタイムと manifest ファイルを python.exe の隣に配置させて動作するようにしているのですが、NTイベントログ機能を使うケースには対応できていませんでした。

2011-06-15 21:04 更新者: ponmiki
コメント
(このコメントは削除されました)
2011-06-15 21:08 更新者: ponmiki
コメント

jun66j5様

検証して頂きありがとうございました。情報、非常に助かりました。

 私の方でもいろいろとテストをして、(教えていただいた解決方法と違うのかもしれませんが)Windows Updateで.NET Frameworkの修正プログラムを適用することにより回避できることがわかりました。ただ、Windows 2008 Server R2ではWindows Updateを実施しましたが、問題は解消せず、イベントに記録されません。

 Windows Updateを実施して、以下の7件の修正プログラムのみ未適用な状態ではご報告した時と同じ状態でしたが、下記の修正プログラム適用後にtrac-admin.exeでアップグレードすると「The Python Win32 extensions for NT (service, event logging) appear not to be available.」の表示がなくなり、イベントログにも記録されるようになりました。
※Windows Update未実施で「Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ」「.NET Framework 4」をインストールした状態でもテストしていたんでしたが、ダメでした

.NET Framework 3.5 SP1、Windows Vista SP2 x86 および Windows Server 2008 SP2 x86 用セキュリティ更新プログラム (KB2478660)
.NET Framework 3.5 SP1、Windows Vista SP2 x86 および Windows Server 2008 SP2 x86 用セキュリティ更新プログラム (KB2518866)
Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 および .NET Framework 3.5 ファミリ更新プログラム (KB951847) x86
Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 用セキュリティ更新プログラム、Windows Vista SP2 x86 および Windows Server 2008 SP2 x86 向け (KB979910)
Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 用更新プログラム、Windows Vista SP2 x86 および Windows Server 2008 SP2 x86 向け (KB982525)
Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 用更新プログラム、Windows Vista SP2 x86 および Windows Server 2008 SP2 x86 向け (KB982533)
Microsoft .NET Framework 3.5 SP1、Windows Vista SP2 x86 および Windows Server 2008 SP2 x86 用セキュリティ更新プログラム (KB2416470)


 情報をいただけましたので、近日中に修正プログラムは適用せずに「Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ」のみインストールした状態でテストしてみます。
あと、時間があればWindows 2008 Server(64bit)でもテストしてみます。

2011-06-17 01:37 更新者: ponmiki
  • 状況オープン から 完了 に更新されました
  • チケット完了時刻2011-06-17 01:37 に更新されました
コメント

jun66j5様

Windows 2008 Server SP2(32bit)にWindows Updateを未適用な状態で Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86) のみ適用したところ、教えていただきました通り問題が回避できました。ありがとうございました。

チケットは閉じておきます。R2でももう少しテストして何かわかれば、追記いたします。

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