[JM:03593] Re: 日本語文章内でのコロンの利用について

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Akihiro Motoki amoto****@gmail*****
2022年 5月 10日 (火) 02:50:55 JST


元木です。

自分の基本姿勢としては、以下で翻訳してきたつもりです。
・基本的には、句点で終わらせて翻訳全体が読みやすいようであれば句点を採用
・コロンで終わらせた方がわかりやすい場合はコロンを使う (コロンは半角)
・その上で文書全体を見て、どちらかで統一するかどうかを判断する

今回取りあげられている diff.1 のケースについては、
コロンを使う方に一票を入れておきます。
diff.1 を整形すると、以下に引用するように、
コロンで終わる行の以降に指定できるものが続きますが、
字下げが、コロンで終わる導入行よりも、リスト表記の方が少ないので、
どこが区切りかが非常に分かりにくくなっています。コロンで終わらせることで、
わずかですが、文脈を把握しやすくなるだろう、と考えています。

なお、このように整形されるのは、help2man で英語のマニュアルが作成される
過程に原因があり、 .IP と .TP の使い方が通常想定される使い方と違っているため
なので、すぐには対処できないと思います。

------
              LETTER は、新しいグループ用に以下のものを用います。 古いグループ用には、それを小文字にしたものを用います:

       F      最初の行番号

       L      最終の行番号

[...]

       %l     行内容、 ただし改行文字を除く

       %[-][WIDTH][.[PREC]]{doxX}n
              入力行番号に対する printf 風の指定

              GFMT, LFMT に共通して指定できるもの:

       %%     %

       %c'C'  単一の文字 C

       %c'\OOO'
              8 進数コード OOO の文字

       C      文字 C (その他の文字は、 それ自身を表現する)

       -d, --minimal
              できるだけ小さな差分を見つけるようにします。
------




On Fri, May 6, 2022 at 11:26 AM matsuand <michi****@gmail*****> wrote:
>
> matsuand です。
>
> 直近の翻訳結果にて、以下を見つけました。
> manual/GNU_diffutils/draft/man1/diff.1
> https://github.com/matsuand/linuxjm/commit/8bd248d39f40d7edee6933847a1c829c40e31c3d#diff-ba13b61f1778d566141821b31e3585b9afb03c4f1f8a685ece56aea8d0636817
>
> 旧: ~それを小文字にしたものを用います。
> 新: ~それを小文字にしたものを用います:
>
> 文末を、それまで matsuand は句点にしていたものを
> 英原文に合わせて、コロンに修正されたようです。
>
> これは私の流儀としては猛烈に反対します。
> コロンを文末に用いる記法は、日本語文章には
> 本来存在しない(しなかった)と考えるためです。
>
> 各位、ご検討ください。
> 参考リンク
> 使っていますか:和文のコロン 執筆者:城野卯響子(翻訳校正者)
> http://www.wayaku.jp/blog/?p=1222
> _______________________________________________
> linuxjm-discuss mailing list
> linux****@lists*****
> https://lists.osdn.me/mailman/listinfo/linuxjm-discuss


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