Wiki about JBossSeam Localizing Kit into Japanese

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JBossSeam日本語化キット Wiki

JBossSeam日本語化キット の Wiki ページへようこそ。

このJBossSeam日本語化キットは、JBossSeam-2.0.xのseam-genによって
利用されるアプリケーション・テンプレートの日本語化を行います。
これにより、seam-genによって生成される雛形アプリケーションや、
JBossToolsによって生成されるSeam Webプロジェクトの雛形アプリケー
ションを日本語対応したものにすることができます。


【JBossSeam日本語化キットについて】
「JBossSeam日本語化キット」は、初期お試しリリース版であり、不完全
で、完全にはテストされていません。無保証ですので、各利用者の責任で
インストールしてご利用ください。


【ライセンスについて】
JBossSeam日本語化キットは、GNU LESSER GENERAL PUBLIC LICENSE (GNU LGPL)
のもとに公開されています。


【インストールについて】
日本語Windows XPと日本語Windows Vistaへのインストールが行えます。
「JBossSeam-2.0.1.GA日本語化キット」は、「JBossSeam-2.0.1.GA」に
アドオンする形態としています。
JBossSeam日本語化キットのインストール時に、「JBossSeam-2.0.1.GA」
のファイルを「JBossSeam-2.0.1.GA日本語化キット」のファイルが上書き
することはありません。

「JBossSeam-2.0.1.GA日本語化キット」を解凍してできたディレクトリの
中身を、「JBossSeam-2.0.1.GA」をインストールしたトップディレクトリ
「(例) C:\jboss-seam-2.0.1.GA」にコピーしてください。


【JBossSeam日本語化キットのダウンロード】


【リリースメモ】

(jboss-seam-2.0.1.GA_ja-0.0.1.zip)

・UIのJSFコンポーネントにRichFacesを利用する場合(デフォルト)の
 テンプレートを日本語化(Shift_JIS版とUTF-8版)。
・seam.bat(seam-gen/build.xml)の主要な出力メッセージを日本語化し、
 日本語雛形アプリケーションを生成するseam_ja.bat(seam-gen/build_ja.xml)
 を作成。
   Shift_JIS版雛形アプリケーションを生成  seam_ja.Shift_JIS.bat
   UTF-8版雛形アプリケーションを生成    seam_ja.UTF-8.bat
 seam_ja.Shift_JIS.bat ならびに seam_ja.UTF-8.bat の使用方法は
 seam.bat と同じ。

(jboss-seam-2.0.1.GA_ja-0.0.2.zip)

・UIのJSFコンポーネントにRichFacesを利用する場合(デフォルト)に加え
 UIのJSFコンポーネントにICEfacesを利用する場合のテンプレートを
 日本語化(UTF-8版)。
 ※RichFaces用と違いICEfaces用は、ICEfacesの独自のJSFレンダラ
  キットの仕様によりUTF-8版のみ
・UIのJSFコンポーネントにICEfacesを利用する場合は、seam-gen
 (seam.bat)が、seam-genディレクトリ内にicefaces-stagingディレ
 クトリを作成して、必要なライブラリやファイルをコピーするので、
 オリジナルの英語版などの別のエンコーディングの雛形アプリケー
 ションを作成する場合には、icefaces-stagingディレクトリを一旦
 全て削除する必要がある。
・オリジナルのICEfacesを利用する場合のテンプレートのバグを修正

・JBossToolsから利用するために、seam-gen/view内のファイルを各
 エンコーディング用のファイルで上書きした場合でも、英語版の
 雛形アプリケーションを強制的に生成するseam_en.bat
 (seam-gen/build_en.xml)を作成。


【利用方法】

○動作環境
 現時点では、日本語WindowsXP上でしかテストされていません。
 Seamに含まれる各ツールの動作は、デフォルト・エンコーディングに
 大きく依存します。

○内容
 「JBossSeam-2.0.1.GA日本語化キット」は、「JBossSeam-2.0.1.GA」に
 アドオンする形態としています。

 様々な課題に対応するために、
  ・Shift_JISエンコーディング・ベースのアプリケーションを生成する
    「seam_ja.Shift_JIS.bat」
  ・UTF-8エンコーディング・ベースのアプリケーションを生成する
    「seam_ja.UTF-8.bat」
 を用意しています。seam-gen等で利用するツールの関係から、現時点では、
 アプリケーション・テンプレートの日本語化されている範囲が2つで異な
 ります。

 また、Shift_JISベースのアプリケーションを生成するテンプレート群は、
 そのまま、日本語Windows(OSのデフォルト・エンコーディングがShift_JIS)
 上のEclipseのJBossToolsからも(Eclipseへの追加設定なしに)利用して、
 JBossToolから日本語対応のSeam WebプロジェクトとSeamアプリケーションを
 生成することができます。

 UTF-8ベースのアプリケーションを生成するテンプレート群も日本語Windows
 上のEclipseのJBossToolsから利用できないことはないですが、正しくUTF-8
 のエンコーディングのファイル群を取り扱う設定が非常に煩雑でトリッキー
 なので、利用方法は簡単には説明できませんので、日本語Windows上の
 Eclipse上でのUTF-8の開発に慣れている方以外は避けたほうが賢明です。
 また、UTF-8ベースのアプリケーションを生成するテンプレート群は、
   Mac OS X, Linux
 などの、デフォルトのロケールとエンコーディングがja_JP.UTF-8な環境
 の方には有用かと思いますが、現在その環境ではテストされていません。

○利用前提
 JBossSeam 2.0.xの本体は、GETリクエストのURIに含まれるクエリ文字列に
 マルチバイトの文字列が含まれる場合、クエリ文字列をUTF-8でエンコード
 した上で、URLエンコードされたリクエストが送信されて来ることを想定し
 ています。
 (jboss-seam-2.0.1.GA/src/main/org/jboss/seam/core/Manager.java参照)

 これは、RFCの仕様上正しいのですが、古いバージョンのブラウザやWeb
 アプリケーションでは、ブラウザに送信されたhtmlドキュメントに指定
 された、charsetをURLにもHTTPボディにも適用して送信するものがある
 ため、注意が必要です。

 クエリ文字列をUTF-8でエンコードした上で、URLエンコードされたリク
 エストが送信されて来ることを想定してサーバ側で正しくURLデコード
 するためには、現行のJBoss AS 4.2やTomcat 5.x,6.xの場合、Tomcatの
 connecterの設定に
   「URIEncoding="UTF-8"」
 と追加設定する必要があります。

 JBoss AS 4.2.2の場合
   jboss-4.2.2.GA/server/default/deploy/jboss-web.deployer
 にある
   server.xml
 の22行目から26行目の
   <Connector port="8080" address="${jboss.bind.address}"
     maxThreads="250" maxHttpHeaderSize="8192"
     emptySessionPath="true" protocol="HTTP/1.1"
     enableLookups="false" redirectPort="8443" acceptCount="100"
     connectionTimeout="20000" disableUploadTimeout="true" />
 の最後に、「URIEncoding="UTF-8"」を追加して
   <Connector port="8080" address="${jboss.bind.address}"
     maxThreads="250" maxHttpHeaderSize="8192"
     emptySessionPath="true" protocol="HTTP/1.1"
     enableLookups="false" redirectPort="8443" acceptCount="100"
     connectionTimeout="20000" disableUploadTimeout="true"
     URIEncoding="UTF-8" />
 と追加設定する必要があります。

 これは、「JBossSeam-2.0.1.GA日本語化キット」に限らず、
 「JBossSeam-2.0.1.GA」そのものでも、日本語などのマルチバイト文字列を
 アプリケーションとして利用する場合には、必須となります。

○JBossSeam日本語化キットのコマンドラインからの利用方法

 日本語雛形アプリケーションを生成するseam-gen(seam_ja.XXX.bat)
 バッチ・コマンドを用意しています。
   Shift_JIS版雛形アプリケーションを生成  seam_ja.Shift_JIS.bat
   UTF-8版雛形アプリケーションを生成    seam_ja.UTF-8.bat
 seam_ja.Shift_JIS.bat ならびに seam_ja.UTF-8.bat の使用方法は
 seam.bat と同じです。

○JBossSeam日本語化キットのJBossToolsから利用方法

 JBossToolsは、「Seam Webプロジェクトの作成」において、指定した
 Seamランタイムのseam-gen/viewにあるアプリケーション・テンプレート
 を利用して、Seam Webプロジェクトの雛形アプリケーションを生成
 しています。

 日本語雛形アプリケーションをJBossToolsで生成したい場合は、JBossToolsで
 指定するSeamランタイムのseam-gen/viewディレクトリに日本語化キットの
 seam-gen/view_ja.Shift_JISないし、seam-gen/view_ja.UTF-8にある各
 エンコーディング用アプリケーション・テンプレートを上書きコピーして
 ください。
 オリジナルの英語版の雛形アプリケーションをJBossToolsで生成したい場合は、
 seam-gen/view.enにあるオリジナルのアプリケーション・テンプレートを
 上書きコピーしてください。

 ・Shift_JISベースの日本語アプリケーション
 Shift_JISベースのアプリケーションを生成するテンプレート群は、
 そのまま、日本語Windows(OSのデフォルト・エンコーディングがShift_JIS)
 上のEclipseのJBossToolsからも(Eclipseへの追加設定なしに)利用して、
 JBossToolから日本語対応のSeam WebプロジェクトとSeamアプリケーションを
 生成することができます。

 ・UTF-8ベースの日本語アプリケーション
 一方、UTF-8ベースのアプリケーションを生成するテンプレート群は、日本語
 Windows上のEclipseの設定において、ファイル・エンコーディングをデフォルト
 のShift_JISからUTF-8に設定変更する必要がありますので、日本語Windows上の
 EclipseでのUTF-8の開発に慣れている方以外は避けたほうが賢明です。

 ・オリジナルの英語形アプリケーション
 seam-gen/view内のアプリケーション・テンプレートをJBossSeam日本語化キットで
 上書きした場合は、オリジナルのseam.batは正しく動作しないので、seam-gen
 (seam.batやseam_ja.XXX.bat)とJBossToolsで利用するSeamランタイムは、別々に
 インストールした方が、人為的な環境ミスによる問題を避けることができるので、
 賢明でしょう。


【利用時の注意点】

・コマンドラインからseam_ja.Shift_JIS.batを利用して開発する場合
 seam_ja.Shift_JIS.batを利用して、日本語雛形アプリケーションを生成した場合
 build.xmlのjavacタスクには、encoding="Shift_JIS"が追加設定されます。
 (seam_ja.UTF-8.batを利用して、日本語雛形アプリケーションを生成した場合は、
  当然build.xmlのjavacタスクには、encoding="UTF-8"が追加設定されます。)

 日本語Windows上での通常のデフォルトのJavaコンパイルを行う場合と同じ
 エンコーディングとして開発したい場合には、
 build.xmlのjavacタスクに追加指定している属性encodingをMS932に設定するか、
 encoding指定を削除して、デフォルトのMS932でjavacタスクからJavaコンパイル
 してください。

・日本語対応のSeamアプリケーションの開発
 JBossSeamによる日本語対応アプリケーションの開発
 ( http://sourceforge.jp/projects/japan-jbug/wiki/JBossSeamAPL-I18N )を
 合わせてご参照ください。